骨盤と背骨に無理な圧力をかけ続けると、周りにある筋肉がこわばって腰痛や肩こり、頭痛などを引き起こす可能性があります。背もたれに体重をかけて浅く座る・骨盤を後ろに傾け背骨を大きく丸めて座る…このような座り方は筋肉や骨格に多くの負担をかけてしまいます。

　仕事や自宅で、自分がどのような姿勢で椅子に座っているか意識している方はいらっしゃいますか。パソコンの前で長い時間を同じ姿勢や崩れた姿勢で座っていると、上半身に痛みを感じる人が多いと思います。崩れた姿勢で長時間座り続けることは、骨盤や背骨に負担をかけ続け、それが腰痛や肩こりを引き起こす原因となります。まず正しい座り方を意識して身につけましょう。

　運動といっても、スポーツのように急に負担の多い運動を始めるのは難しく、継続できません。

楽しく自然と生活の中で継続できる“運動”を意識しましょう。例えばスロープではなく階段を昇る、駐車場に車を停める時もお店から近い場所ではなくあえて遠くに停めて歩く、正しい姿勢を意識して家事や買い物や散歩をする…など毎日の習慣が脚力を強化したり、腰痛や肩こりを予防することにもつながります。

　転倒は加齢や病気、運動不足の結果として起きやすいものです。転倒により骨折などのけがを負えば、ますます運動不足や体力の減少を引き起こしてしまいます。日常生活における転倒を防ぐために生活の習慣を見直してみましょう。

　まずは適度な運動を心がけましょう。

ストレスが大きくなると心と身体と行動にでます。